
伝統的な文化と現代アートが融合した独自の魅力がある都市として、近年、外国人の間で人気急上昇中の金沢。〈ハイアット セントリック 金沢〉内の〈ファイブ − グリル & ラウンジ〉では、地元食材の能登牛を使ったハンバーガーと金沢のクラフトビールを堪能できる!
JR金沢駅から徒歩数分というアクセスのいい場所にあるフルサービスブティックホテル〈ハイアット セントリック 金沢〉。ホテル3階、ロビーの先に広がるオールデイダイニング〈FIVE − Grill & Lounge〉では、地元・石川や北陸の旬の食材をふんだんに使ったグリル料理が味わえる。

店名のファイブは、加賀五彩や九谷五彩の“五”より。バーやラウンジなど5つの異なるダイニング空間からなるこの場所にも、いくつものアートが飾られ目を楽しませてくれる。
ホテル開業以来、掲げているダイニングのコンセプトは「ファーム トゥ テーブル(農園からテーブルへ)」。農産物に限らず、食材の生産者たちとのつながりを大切に、新鮮な地元食材を積極的に使う。
今回は、ランチタイムに伺った。ア・ラ・アカルトメニューから“能登牛グリルバーガー”を選んだ。生産量がそう多くないため、石川県外ではあまりお目にかかれないという“能登牛”を使ったハンバーガーだ。
せっかくなので、ハンバーガーに合わせて金沢らしさのあるクラフトビールを。スタッフと相談し、ホワイトビールの“きまビール”(1430円/330㎖ボトル)と、“加賀棒茶スタウト”(1430円/330㎖ボトル)で、まずは乾杯!

ボリュームたっぷりの“能登牛グリルバーガー”にかぶりつく。グリルされたパティは赤身と上質な脂のバランスが程よく、練り込まれたオリジナルブレンドのスパイスが心地よく香る。ワカモレやチェダーチーズの濃厚さ、トマトのフレッシュさと相まって、こちらの舌を虜にする。
“きまビール”は、無濾過非加熱のホワイトエール。ほんの少し、隠し味(風味)的に山椒が使われていて、爽やかな飲み心地ではあるが、スパイスの効いたハンバーガーとの相性もいい。その名は、金沢最古の宮であり、酒の神様として知られる石浦神社のキャラクター“きまちゃん”より。
また、“加賀棒茶スタウト”は、金沢伝統の加賀棒茶(茶の茎を使うほうじ茶)を使った、香ばしさと優しい酸味が特徴の黒ビール。重すぎず、ハンバーガーと行き来して楽しむのがちょうどいい。
どちらのビールも醸造元は、金沢の〈オリエンタルブルーイング〉。金沢の美味しい軟水と地域の食材で「ローカルで、ユニーク」なビールを作る。
今回味わった、“能登牛グリルバーガー”は、ホテルに滞在する多くの外国人ゲストにも支持されているという。昼下がりにクラフトビールと一緒に楽しんでみてはいかが?
INFORMATION
●ファイブ − グリル & ラウンジ(FIVE − Grill & Lounge)
住所:石川県金沢市広岡1-5-2 ハイアット セントリック 金沢 3F
営業時間:“ダイニング”朝食6:30~10:30(10:00LO)、ランチ11:30~14:30(14:00LO)、ディナー17:30~20:30(20:00LO)。
定休日:不定休
TEL:076-256-1559(受付時間10:00~21:30)
URL:https://www.hyatt.com/hyatt-centric/ja-JP/kmqct-hyatt-centric-kanazawa/dining/five-grill-lounge
※サービス料15%別
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取材&文=はまだふくこ text : Fukuko Hamada
ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。