
ブラックのアッパーには、撥水性に優れる〝デュウハイド〞を採用。ブラウンは、美しい表情と強度を兼ね備えたヌバック仕立て。
西海岸好きなら知っておきたい! ということで、今月号ではカリフォルニアワインの“今”にフォーカスした特集をお届けしているわけだが、ワインならではのお楽しみといえば、ペアリング。そう、みなさんもよくご存知な料理とワインの組み合わせの妙でお互いを引き立て合う美味しさを楽しんだり、単体では味わえない美味しさを生み出すあの手法のこと。ですが、実はこのペアリング、デニムのお洒落にも応用が利くのではないかと。足元にペアリングする靴によってデニムのお洒落もまた、その楽しさがぐっと広がるに違いないのだから。
ということで、今回そのひとつの手法として提案したいのが、デニムと高級感ある革靴のペアリング。要は個性が違うもの同士を合わせることで、単体では出せない魅力を生み出すわけだが、実はこのデニムと革靴の組み合わせ、ひとつ間違うとチグハグ感が際立ってしまう。なので、成功すると上級者に見える半面、難易度が高かったりする。でも、〈ジョンロブ〉の新作“タイド”なら、華麗なペアリングを叶えてくれること請け合いだ。革の質感の高さやフォルムの美しさから高級感が伝わる完成度の高さだが、ドレスシューズではなくデッキシューズというのがミソ。ペアリングの手法のひとつとして、ワインと料理の相性をよくするための橋渡し役を果たす“ブリッジ食材”を活用する手法があるのだが、この"デッキシューズ"というスタイルがブリッジ食材になってくれることで、カジュアルなデニムとラグジュアリーな革靴が違和感なくマッチ。大人だからこそ映えるアメカジを叶えてくれるわけだ。
ちなみにこの靴、幅広い路面に対応でき、天候を問わず履ける“ヒリーラバーソール”を採用しているのもポイント。街はもちろん、海辺やリゾート旅でもペアリング上手なお洒落を印象づけちゃってくださいな。 【『Safari』9月号は好評発売中!】

INFORMATION
●ジョン ロブ ジャパン
TEL:03-6267-6010
※『Safari』9月号200ページ掲載
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文=遠藤 匠 text : Takumi Endo