秋は、アメリカで“大人のハロウィン旅”はいかが?

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ハロウィンといえば、いまや日本でも秋の定番イベント。子供たちの仮装パレードから、大人が楽しむナイトイベントまで幅広く浸透している。
そんなハロウィンの本場アメリカでは、今年もまたスケールの違う個性豊かな催しが各地で展開される。街全体がライトアップで染まり、数千ものジャック・オー・ランタンが夜空を照らす幻想的な光景、あるいは大人も本気で楽しめる仮装ランやホーンテッドツアー。2025年の秋は、例年以上にエンタメ感たっぷりの体験が待っているようだ。
ここでは、アメリカ公式観光情報サイト『GoUSA』が日本人旅行者におすすめする“行く価値あり”なイベントをピックアップして紹介したい。

7000個のジャック・オー・ランタンが光り輝く『ジャック・オー・ランタン・ブレイズ』
【ニューヨーク州 クロトン・オン・ハドソン】

秋は、アメリカで“大人のハロウィン旅”はいかが?


9月12日から11月16日まで開催されるのが、18世紀の歴史的邸宅を舞台に、7000を超える精巧に彫られたジャック・オー・ランタンが夜空を照らす光の祭典『ザ・グレート・ジャック・オー・ランタン・ブレイズ』。自由の女神像などニューヨークを象徴するモチーフを取り入れた新作アートや実物大の恐竜や巨大クモの巣、幻想的に回るパンプキン・メリーゴーラウンドなど、驚きのディスプレイが揃う。VIP専用ラウンジで特製カクテルやクラフトビールを片手に、大人ならではのラグジュアリーな夜を楽しむのもおすすめ。入場は事前予約制。
詳しくはイベントサイト
  
映画『ハロウィンタウン』の世界観を再現『スピリット・オブ・ハロウィンタウン』
【オレゴン州 セント・ヘレンズ】
秋は、アメリカで“大人のハロウィン旅”はいかが?

写真左/キンバリー・J・ブラウン、写真右/ダニエル・クンツ

9月27日から10月31日までの間、ディズニーチャンネルの人気映画『ハロウィンタウン』のロケ地が、期間限定で映画の世界に変貌する。町のシンボルともいえる巨大な『グレート・パンプキン』点灯式からはじまり、ホーンテッドツアーや仮装イベントなどが毎週末開催。映画キャストと直接触れ合える“セレブリティ・ミート&グリート”はファン垂涎の体験だ。今年はキンバリー・J・ブラウンやダニエル・クンツをはじめ複数のキャストが週替わりで登場。
出演者との写真撮影やサイン会も実施されるという。
詳しくはイベントサイト
  
ニューオーリンズを沸かせる伝統パレード『クルー・オブ・ブー』
【ルイジアナ州 ニューオーリンズ】
秋は、アメリカで“大人のハロウィン旅”はいかが?


アメリカ屈指のジャズの街・ニューオーリンズで繰り広げられる、華やかで陽気なパレード『クルー・オブ・ブー』は10月25日に同市の歴史的中心部、フレンチ・クォーター地区を舞台に開催される。幕開けはゾンビラン。これは倉庫街を舞台にした約3キロのレースで、コスプレをした参加者がゾンビの追跡をかわしながらゴールを目指すユニークなレース。夜には巨大フロートが街を練り歩き、キャンディやビーズを観客に投げて配る。観るだけでなく、街ごと巻き込まれる“これぞニューオーリンズ”な祝祭感を体験できる。
詳しくはこちらへゾンビラン、公式パレード
  
住民がつくるハロウィンの理想郷『テラー・オン・ティルソン・ストリート』
【ミシガン州 ロメオ】

10月31日に開催されるのが迫力あるハロウィン装飾と、地域の一体感が魅力の『テラー・オン・ティルソン・ストリート』。例年約8万人が訪れるにもかかわらず、運営費はすべて地域の住民が負担するという驚きのイベントだ。工夫を凝らした装飾に加え、グッズ販売などの収益は地域の奨学金や退役軍人支援に充てられるという温かい一面も。参加者に節度ある楽しみ方が呼びかけており、観光客も安心して参加できる無料イベントとして人気を博している。
詳しくはイベントサイト

この秋は、いつもの旅に少しスパイスを加えて“大人のハロウィン体験”を味わってみるのはいかがだろうか。
  

photo by AFLO

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