ダイバーズウォッチで名を馳せる〈エドックス〉クロノオフショア1だが、7月に登場した日本限定モデルは、チタンケースに1000m防水を備えたハイスペックダイバーズ。また、2タイプで展開されるダイヤルもそれぞれに表情豊か。高性能に加えてファッション性も高そうだから、街でも海でも愛してやまない相棒になること間違いなし!?
今回の日本限定モデルは、チタンケースを採用した1000m防水のクロノオフショア 1 シリーズのダイヤルバリエーション。まず見てほしいのが、パワーボートの船体にも重宝されるカーボン素材を使用したブラックダイヤルのモデルだ。この素材といえば、レーシングを想起させるクロノグラフ時計でよく使われるけど、ダイバーズウォッチのダイヤルにしてもこの精悍さ。光の当たり方によっては市松模様に見えたり、あるいはダイビング中に水中を登ってくる無数の気泡に見えたりと、なかなか楽しい表情を見せてくれる。さらにブルーの縁取りを施したインデックスと時分針が爽やかなアクセントをプラス。このあたりも海好きにとってはたまらないポイントといえるだろう。
楽しい表情を見せるという点でいうと、中心から放射状に細かい筋目が広がるサンレイグリーンダイヤルのモデルも然り。「降り注ぐ日差しがグリーンの海に入ってくるようだ」と思った人はさすが。水中からの視点で見るとまさにそうで、こんなダイヤルこそダイバーズにぴったりだと思ってしまう。しかも、このカラーはほかのダイバーズではそうそう見ないトーン。手元でほどよい輝きを放ち、いつも新鮮さを放ってくれるのは気持ちがいい。爽快派なら、白Tや白シャツなどと合わせると思いどおりのイメージが作れるはずだ。
もちろん、それで終わりじゃないのがこの時計。もともと海のF1と称されるパワーボートレースの世界観を投影したモデルだけに、インデックスにはチャンピオンナンバーである“1”のみを大きなアラビア数字で表示。また、直径45㎜、厚さ15.5㎜と存在感抜群のサイズでありながら、高強度かつ軽量で、スポーティに着用できるグレード2チタン製ケースを採用。裏蓋に刻印されたパワーボートだって、スポーティな見た目に加えて、それによってできる凹凸が裏蓋と腕の密着を防ぎ、快適な装着を可能にするといったいい仕事をしてくれる。
そんな魅力の中でもとにかく一番信頼を寄せられる部分が、この時計が1000m防水(!)の性能を持つ本格ダイバーズってこと。特殊なケース構造、ねじ込み式リュウズ、厚さ3㎜のサファイアクリスタル風防はそれを実現するために必要なもの。ケース9時位置にあるオートヘリウムエスケープバルブも本格派の証だ。飽和潜水時に時計内部に侵入したヘリウムガスを自動的に排出し、内外圧差による時計の破裂を未然に防ぐ役割を果たしてくれるのがこの機能。もちろん耐傷性に優れ、腐食・変形しづらいハイテクセラミック製ベゼルは逆回転防止仕様。安心して海に潜れるから、手につける価値という点では相当に高いものを感じることになるだろう。さらにそれが日本限定モデルというのだから多くの人が素通りできないはず。是非一度手に取って、その価値を実際に確かめてみてはいかが?
ケース径45㎜、クォーツ、チタンケース+ハイテクセラミックベゼル、ラバーストラップ、100気圧(1000m)防水。
各29万7000円(以上エドックス/ジーエムインターナショナル)
INFORMATION
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