この作品、見逃してない?『バラード 未解決事件捜査班』は最後までスリルある展開が続く“観て損なしドラマ”

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『NCIS ネイビー犯罪捜査班』『FBI:特別捜査班』など、邦題に“なんちゃら捜査班”の文字が並ぶと犯罪捜査ドラマのいい香りがしてくる。実際、例に挙げた2作は数ある犯罪捜査ドラマの中でもかなりの人気シリーズで、どちらもいまだ放送中。
その法則にのっとるなら、Prime Videoで配信中の『バラード 未解決事件捜査班』も面白いに違いない。実際、シーズン1は見応えのある犯罪捜査ドラマだった。

主人公はマギー・Q演じる刑事レネイ・バラードで、彼女がリーダーを務めるのはLA市警に新設された未解決事件捜査班。その名の通り、このチームでは過去の未解決事件を扱うことになる。だが、LA市警内の他部署とは異なり、予算の関係などから未解決事件捜査班に所属するのは予備警官やボランティアの面々。バラードのみ正規の警官だが、彼女には同僚の問題行為を告発したことで降格状態となり、未解決事件捜査班を率いることになった経緯がある。
   

 

この作品、見逃してない?『バラード 未解決事件捜査班』は最後までスリルある展開が続く“観て損なしドラマ”


基本的には1話ごとに1事件を追うスタイルである一方、1シーズンを通して向き合うことになる連続殺人事件もあれば、警察内の汚職や陰謀を暴いていくストーリーラインもあり、即席のチームとはいえバラードたちは非常に忙しい。なかでも、組織や仲間に裏切られた過去を持つバラードが警察の暗部と向き合う展開は、このドラマのトーンを決めるものに。身体能力が高く、アクションスキルも完璧で強いマギー・Qではあるが、折れそうなほどスリムなカラダとどこか物悲しさを感じさせる顔立ち、きっと弱者の味方になってくれそうな優しさが形式的な犯罪捜査ドラマに陥らせず、物語のスリルと味わい深さにもなっている。そんな彼女が集めたチームメンバーたちも、人間味があって愛おしい。
   

 

この作品、見逃してない?『バラード 未解決事件捜査班』は最後までスリルある展開が続く“観て損なしドラマ”


実を言うと、このドラマは2014年にはじまった人気シリーズ『BOSCH/ボッシュ』のスピンオフとして誕生したもの。その続編にあたる『ボッシュ:受け継がれるもの』には、『バラード 未解決事件捜査班』以前のレネイ・バラードが登場するエピソードもある。
そんな背景を知らずとも十分楽しめる作品ではあるが、『BOSCH/ボッシュ』の主人公ハリー・ボッシュ(LA市警の元刑事で現私立探偵)とバラードは旧知の仲。『バラード 未解決事件捜査班』にもたびたび顔を出すボッシュに歓喜いっぱいのシリーズファンも多いだろう。『バラード 未解決事件捜査班』自体、シーズン2が期待されているが(というよりシーズン2がないと困るエンディングなのだが)、『バラード 未解決事件捜査班』を見てから『BOSCH/ボッシュ』シリーズに足を踏み入れるのもアリかもしれない。

『バラード 未解決事件捜査班』シーズン1 Prime Videoで独占配信中
原作・製作総指揮/マイクル・コナリー 出演/マギー・Q、コートニー・テイラー、マイケル・モズレー、レベッカ・フィールド、ヴィクトリア・モロレス、エイミー・ヒル、ジョン・キャロル・リンチ 配信/アマゾンプライム・ビデオ
2025年/アメリカ/全10話

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文=渡邉ひかる text:Hikaru Watanabe
© Amazon Content Services LLC

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