株式会社日立製作所ソフトウェア事業部は11月30日、同社のセキュリティ情報サイト「HIRT」において「HS12-028:Cosminexus HTTP Server、Hitachi Web Serverにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性」を公開した。これは、「Cosminexus HTTP Server」および「Hitachi Web Server」においてコンテントネゴシエーションを有効にしている場合、クライアントに送信するレスポンスに不正なスクリプトが追加され、それがクライアント上で実行されることがあるというもの(CVE-2012-2687)。


Cosminexus HTTP ServerおよびHitachi Web Serverのインストール直後の設定では、コンテントネゴシエーションは無効になっている。本脆弱性は、OptionsディレクティブにMultiViewsオプションを指定しコンテントネゴシエーションを有効にした場合に発生する。同社では、対策版の適用または回避策による対応を呼びかけている。

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