「Apache Tomcat JK mod_jk Connector 1.2.0 から 1.2.44 まで」は、受け取ったURIを正規化してworkerプロセスとの対応付けを行う正規化処理の部分に問題があり、細工されたURIを適切に処理できない場合(CVE-2018-11759)がある。
Apache httpdとリバースプロキシを組み合わせたシステムで、Tomcatで動作するアプリへのアクセスを一定の形式のURIのみに制限している場合に、細工されたリクエストにより、制限を回避してアプリにアクセスされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼び
かけている。脆弱性の対策版は「Apache Tomcat JK Connector 1.2.46」。