TECRA株式会社は4月2日、メール誤送信による個人情報流出について発表した。

これは4月1日午後3時9分から10分に配信した「TECROWDの会員登録に関しまして」という件名のメールについて、受信者のメールアドレスを誤って「To」に入力したために、メールアドレスが表示される形で一斉送信したというもの。
同社の規定では、複数の社員でダブルチェックを行ったうえで送信することとしていたが、本件では疎かとなっていた。

流出したのは、「TECROWD」に事前会員登録した1,204名の顧客のメールアドレス。

同社では、高い経済成長の中で資金ニーズのある新興国の発展に投資ができる不動産クラウドファンディング「TECROWD」を運営しており、当該メールは「TECROWD」の事前会員登録を行った顧客に対し、正式な会員登録を依頼する内容であった。

同社では当該メールの受信者に対し、謝罪と当該メールの削除を依頼するメールを当日中に送信、個人情報保護委員会および監督省庁への報告も実施している。

同社では今後、メールを送信する際の配信方法や業務フローを全面的に見直し、システム的に誤送信が起きない仕組みづくりを早急に行い再発防止に取り組むとのこと。

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