独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月6日、WordPress 用プラグインにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。WordPress Email Template Designer - WP HTML Mail については東京電機大学 情報通信工学科 暗号方式・暗号プロトコル研究室の長島小楠氏が、WPCS - WordPress Currency Switcher については同研究室の髙木泉希氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

WordPress Email Template Designer – WP HTML Mail 3.0.8 より前のバージョン
WPCS - WordPress Currency Switcher 1.1.6 およびそれ以前

 codemiq が提供する WordPress 用プラグイン WordPress Email Template Designer - WP HTML Mail にはクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在し、当該製品に管理者権限でログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。

 また、realmag777 が提供する WordPress 用プラグイン WPCS – WordPress Currency Switcher にはクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在し、当該製品に管理者権限でログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。

 JVNでは開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。

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