株式会社LogStareとA10ネットワークス株式会社は10月28日、両社の技術提携で「LogStare」がA10 Thunderシリーズの監視とログの可視化に対応したことを発表した 。

 「LogStare」シリーズは、LogStareの親会社である株式会社セキュアヴェイルから2020年8月にLogStareが開発を引き継ぎ、常時1.1万台のセキュリティデバイスを監視し、1日25億件のログを収集・分析するセキュアヴェイルのセキュリティ運用ノウハウを設計に反映した純国産のセキュリティ運用プラットフォーム。
日々のシステム監視業務からインデト発生時の原因調査、AIによる障害予測まで一気通貫で実現し、セキュリティ運用に係る時間やコスト、人的負荷を総合的に低減する。

 A10 Thunderシリーズは、独自OSに組み込まれたハードウェアアキテクチャーが実現する高速なトラフィック処理や大容量のセッション管理を特徴とし、企業やサービス事業者の可用性とセキュリティ確保のためのネットワーク・セキュリティ機能を提供する。

 A10とLogStareの技術提携でA10 Thunderシリーズに「LogStare」が正式対応し、死活監視や性能監視、動作の正常性の確認やログ分析によるセキュリティリスクの早期発見も可能となり、セキュリティ運用の統合化、効率化及びネットワーク環境全体のセキュリティ強化を実現する。

 A10ThunderをSNMPで監視するための設定方法やA10Thunderのアクセスログを収集するためのForward Proxy、SYSLOGなどの設定方法は、LogStareが運営する技術者ブログ「KnowledgeStare」で公開しており、その他ADC機能等のログ収集についても順次記事を公開予定。

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