NTTテクノクロス株式会社は3月5日、メール誤送信対策ソフトウェア「CipherCraft/Mail」の新バージョン「CipherCraft/Mail 8」を3月29日から販売すると発表した。

 2003年に販売を開始した「CipherCraft/Mail」は、メール送信前の再確認やAI(機械学習)によるリスク検知などで情報漏えいを防ぐメール誤送信防止対策ソフトウェア。
デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社の「内部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望2023年度」において、2007年度以来16年連続でシェアNo.1を獲得している。

 今回リリースされる新バージョンでは、添付ファイルのプロパティ情報やMicrosoft Excelの非表示項目に含まれる個人情報など、添付ファイル内の見落としがちなリスクを目視確認できる機能拡充を図り標準機能としている。また、UIを改善し、視認性や操作性の向上を図っている。新バージョンの特長は下記の通り。

1.添付ファイル内の個人名や法人名を抽出
添付ファイルに記載されている個人名や法人名を抽出し、宛先との整合性の確認をすることで、ファイルの添付誤りを防止する。

2.添付ファイルのプロパティ情報を可視化
プロパティ情報に登録されている「タイトル」「件名」「作成者」「前回保存者」「会社」が表示確認でき、意図しない情報流出を防ぐ。

3.Microsoft Excelで作成した添付ファイル内の非表示項目を抽出
非表示として設定した「シート」「セル」「行」「列」の有無と個人情報の両方を抽出する。

 「CipherCraft/Mail 8」は年間サブスクリプションで提供され、100ユーザで160,000円。

元の記事を読む

編集部おすすめ