独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月10日、baserCMS用プラグイン「BurgerEditor」におけるディレクトリリスティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Koh You Liang氏とSompo Digital Lab Tel AvivのOrel Gispan氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

BurgerEditor (v2) v2.25.1よりも前のバージョン
BurgerEditor Limited Edition v2.25.1よりも前のバージョン
※baserCMS5系向けの「BurgerEditor」は本脆弱性の影響を受けない

 株式会社ディーゼロが提供するbaserCMS用プラグイン「BurgerEditor」には、ディレクトリリスティング(CVE-2024-44807)の脆弱性が存在し、当該プラグインを使用しているサイトに対し末尾に特定の文字列を追加したURLでアクセスすると、アップロードされているファイルの一覧を取得可能で、この情報をもとにアップロードされているファイル自体も取得可能となる。

 想定される影響としては、当該プラグインを使用しているサイトにて、アップロードしたファイルの一覧やファイル自体を認証無しで取得される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにプラグインを最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお、
本脆弱性は下記のバージョンで修正されている。

BurgerEditor (v2) v2.25.1
BurgerEditor Limited Edition v2.25.1

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