新潟県は4月16日、上越地域振興局地域整備部が発注した設計業務委託における誤送信について発表した。

 これは4月11日午後4時33分に、庁内の公文書管理システムで供覧するために受注者からのメールをシステムに転送する際、誤って他者にメール送信したというもの。
アドレス帳からメールアドレスを選ぶ際に誤って他のアドレスを選択し、確認しないまま送信したことが原因。

 メールの受信先から地域整備部に4月11日午後6時頃に、「誤送信のメールが届いている」と連絡があったが、職員の認識不足で所属内で情報共有がされず、4月16日午前10時30分頃にメール受信先からの連絡で、所属長が覚知したという。

 漏えいしたのは、管理技術者届・担当技術者届8名の氏名、生年月日、業務経歴、所有資格と業務受注者(メール提出者)の氏名及びメールアドレス。

 地域整備部では業務受注者及びメール送信先に、誤送信の謝罪をするとともに、誤送信したメールが削除済みであることを確認している。

 同県では今後、個人情報を含む文書の送付やデータの送信を行う場合は、メールアドレスを複数回又は複数人で確認するとともに、職員に対する情報セキュリティ教育を徹底するとのこと。

元の記事を読む

編集部おすすめ