株式会社コナカは5月9日、4月24日に公表した同社のオーダー業態「DIFFERENCE」での個人情報漏えいについて、第二報を発表した。

 同社では「DIFFERENCE」のサーバに対する不正プログラムの行使で、サーバ内に保管されている同社保有の個人情報の一部漏えいが判明しており、調査を行っていた。


 漏えいしたのは、「DIFFERENCE」で取引した顧客のうち15万491名分の「オーダー詳細ダウンロード」画面に記載のある顧客情報(住所、氏名、電話番号)と注文情報(注文日、発送予定日、希望到着予定日、担当者、購入店舗、金額、支払い方法、商品名、生地名、有料オプション名)。

 同社では4月24日に、「DIFFERENCE」カスタマーサポートセンターからメールで対象者に連絡を行っている。

 また同社では、今回影響のなかったサーバとプログラムにて、不正アクセスや不正なプログラムの 形跡がないことを確認している。

 同社では原因の特定を基に、5月8日に下記の追加の対策を実施している。

・「DIFFERENCE」から個人情報を削除した仕様への変更
・保存データへのアクセス経路のセキュリティを強化
・保存データの有効期限設定によるリスク低減
・照合テストの追加によるダウンロードデータのセキュリティ強化
・プログラムのレビュー強化のため、チェック項目の追加と確認頻度の向上

 同社では今後、新たに社外・社内の双方による定期的なプログラム検証を実施することとし、それを踏まえたネットワークの再構築で、セキュリティ対策と監視体制の更なる強化を進めるとのこと。

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