大日本印刷株式会社は5月30日、海外グループ会社への不正アクセスについて発表した。

 これは同社のグループ会社であるシミックCMO株式会社の米国子会社 CMIC CMO USA Corporation(CCU)にて、身代金要求攻撃の一環として一部のサーバが暗号化されたことを確認したというもの。


 CCUで調査を実施した結果、CCUの顧客情報と従業員情報の一部が漏えいした可能性があることが判明している。

 CCUではサイバーセキュリティ専門家の支援を得て、CCUのシステムの安全性と完全な運用を確保するための措置を講じており、顧客へのサービス提供を継続している。

 CCUでは、影響のあった情報の正確な範囲に関する調査を継続している。

 CCUの影響を受けたシステムは他のグループ会社とは接続されておらず、本件が日本を含む他のグループ会社や顧客のシステムに影響を与えた兆候はないとのこと。

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