クミアイ化学工業株式会社は6月23日、同社への不正アクセスによる個人情報流出の可能性について発表した。

 これは4月28日に、セキュリティツールが不正アクセスを検知したため調査を行ったところ、4月上旬に同社が管理する社内サーバの一部に第三者からの不正アクセスが判明し、入念な調査の結果、一部の元同社従業員の情報への不正アクセスが確認されたというもの。


 流出した可能性があるのは、一部の元同社従業員の氏名、所属部署、役職、メールアド
レス(在職当時のもの)、社員番号を含む個人情報。

 同社では対象の元従業員に順次、個別に連絡を行っている。

 同社では社内サーバへの不正アクセスを確認後に、対象サーバのネットワーク分離や社内アカウントのパスワード変更、デジタルフォレンジックの実施など被害拡大を防止するための措置を講じている。

 同社では引き続き、調査結果や外部の専門家からの助言を元に、ネットワーク、サーバ、コンピュータなどの監視を強化し、情報セキュリティレベルの向上と再発防止に取り組むとのこと。

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