独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月30日、RICOH Streamline NXの管理ツールのヘルプドキュメントシステムにおける反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Matteo Santini氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

RICOH Streamline NX バージョン 3.5.0から3.7.2まで

 株式会社リコーが提供するRICOH Streamline NXの管理ツールのヘルプドキュメントシステムには、特定のパラメータを利用した反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2025-41439)が存在し、当該製品にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、本脆弱性は「RICOH Streamline NX バージョン 3.231.0(=23R1)およびそれ以降」で修正されている。

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