GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は6月30日、ASMツール「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」に表示言語切り替え機能を実装したと発表した。

 「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」は、組織全体のIT資産を自動で可視化し、脆弱性対策を一元管理する国産ASM(Attack Surface Management)ツールで、日本企業を対象にサービスを提供している。


 複数の国で事業を展開するグローバル企業などでは、日本のセキュリティチームが海外の事業所等に脆弱性対応を依頼する際に、英語でのコミュニケーションが求められ、実際に日本のセキュリティチームが「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」で検知した脆弱性の内容や対策を英語翻訳してレポート化しているケースもあったという。

 同社では、顧客からの「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」の英語対応の要望を受け、表示言語切り替え機能を実装し、リリースする。英語での表示が可能になったことで、日本のセキュリティチームが翻訳にかけていた手間や工数を削減し、検知した脆弱性の内容や対策方法を海外の事業所やシステム開発会社に正確かつ速やかに連携することが可能となる。

 「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」開発チームのサービス責任者 市川遼氏は「ASMをご利用いただいているお客様の中には、海外に拠点を構える企業も多くいらっしゃいます。脆弱性などの重要な情報を正確にお伝えすることは、サービスを提供する上で非常に重要であり、その伝達が言語の違いによって妨げられるべきではないと考えています。」とコメントしている。

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