独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月16日、ゼクセロン製ZWX-2000CSW2-HN、ZWX-2000CS2-HNにおけるハードコードされた認証情報の使用の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。東京科学大学の佐藤広生氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

ZWX-2000CSW2-HN ファームウェア 0.3.19より前のバージョン
ZWX-2000CS2-HN ファームウェア すべてのバージョン

 株式会社ゼクセロンが提供するZWX-2000CSW2-HN、ZWX-2000CS2-HNには、CVE-2024-39838(JVN#70666401)の修正が不十分であったことに起因するハードコードされた認証情報の使用の脆弱性(CVE-2025-53842)が存在し、第三者によって認証情報を取得され、結果として当該機器の設定を変更される可能性がある。

 JVNでは、それぞれ下記の対策を呼びかけている。

・ZWX-2000CSW2-HN
→開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートし、設定の確認と変更を行う

・ZWX-2000CS2-HN
→開発者が提供する情報をもとに、設定の確認と変更を行う

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