同社では2024年8月3日以降に、同サービスのサービス設備に不正アクセスがあり、不正なプログラムが実行されていたことを2025年4月10日に確認しており、当該サービス上で送受信されたメールの情報や当該サービスに関わる認証情報が漏えいした旨を、2025年4月15日と4月22日に公表していた。
同社では再発防止に向けたセキュリティ対策と監視体制の強化について検討を実施し、サービス設備における振る舞い検知機能の強化を6月26日に完了しており、7月中にはWebアプリケーションファイアウォールの多層化による防御の強化を完了する見込み。
また同社では、サービス全体における再発防止を目的に社長の直轄によるプロジェクトを発足し、今後は同プロジェクトを中心に、IIJセキュアMXサービスを含めた同社サービス全体のセキュリティレベルを高度化するため、必要な対応を進める。
同社では、総務省からの指導を厳粛に受け止め、現在進めている再発防止に向けた対策を確実に実施するとともに、全社での情報セキュリティ体制の強化に取り組み、顧客や関係各位からの信頼回復に努めるとのこと。