これは同社が運営する「オルタナティブ・ブログ」( https://blogs.itmedia.co.jp/ )で過去に公開した一部コンテンツ( https://blogs.itmedia.co.jp/hatori/2018/05/post_25.html )に外部の不正スクリプトが混入し、検索エンジン経由でアクセスした際に不正な内容が表示される事象が発生したというもの。
同社では7月3日中に、2018年に投稿された特定記事内にブロガーが意図しない状態で外部スクリプトが混入していることを確認しており、該当スクリプトの削除と、該当ブログの閉鎖処理を実施している。
また同社では、GoogleとYahoo!に対しインデックス削除を申請し、検索結果からの不正表示の解消を確認するとともに、「オルタナティブ・ブログ」の全記事を対象に不正リンクの網羅的なチェックを実施し、7月9日時点で新たな不正混入がないことを確認している。
同社によると、本件は同社運営メディアへの直接的な不正侵入によるものではなく、情報漏えいやシステム改ざん等は発生しておらず、同社が保有する個人情報がシステムを通じて第三者に漏えいした事実はない。
同社では改めて、再発防止に向けた取り組みを強化していくとのこと。