GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社とALSOK株式会社は7月29日、セキュリティ診断サービス「ALSOK & GMO サイバー物理ペネトレーションテスト」を開発したと発表した。GMOインターネットグループ横断プロジェクト「ネットのセキュリティもGMO」の第6弾となるサービスで、同日から提案を行っていくという。


 物理セキュリティに関する知見を有するALSOKと、サイバー空間のペネトレーションテストに関するノウハウを有するGMOサイバーセキュリティ byイエラエの連携で、物理侵入を足掛かりとしたサイバー攻撃に焦点を当てた新たなセキュリティ診断サービス「ALSOK 物理ペネトレーションテスト」と、物理空間からサイバー空間まで一気通貫で不正侵入リスクを可視化する新たなセキュリティ診断サービス「ALSOK & GMO サイバー物理ペネトレーションテスト」を開発したとのこと。なお、同サービスの開発には、物理ペネトレーションテストの専門ベンダーBarrierCrack合同会社も参画し、技術を提供している。

 同サービスの特徴は下記の通り。

1.物理セキュリティに関する実践的診断
ALSOKが培ってきた物理セキュリティに関する知見を活用した、多面的な評価と改善提案を提供。

2.現実的な攻撃シナリオでセキュリティ診断を実施
物理空間における不正侵入からサイバー空間における情報窃取等までを想定し、顧客毎の脅威を反映した攻撃シナリオでセキュリティ診断を実施。

3.サイバー空間の侵入リスクまで一気通貫で診断
GMOサイバーセキュリティ byイエラエとの連携で、サイバー領域との統合的な診断が可能となり、物理・サイバー両面からの包括的なセキュリティ強化を実現。

4.顧客のニーズに沿ったスコープの組み立て
「ALSOK & GMO サイバー物理ペネトレーションテスト」の対象は、建屋への侵入から内部ネットワークへのアクセス可能性の検証、ネットワーク侵入後の目的達成可能性の検証までを含むが、顧客環境の制限がある場合などは、テスト対象を物理侵入やネットワークに限定したセキュリティ診断も可能。

5.不正侵入・サイバー攻撃対策状況の可視化
「ALSOK & GMO サイバー物理ペネトレーションテスト」を実施した顧客には、テスト実施の証となる「ステッカー」を発行。

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