東京都教育委員会は7月22日、都立高等学校での個人情報の紛失について発表した。

 これは7月15日午後1時40分頃に、都立高等学校教諭が屋外プールで水泳の補講を行っていた際、突風により記録用紙3枚が飛ばされたというもの。
飛ばされた記録用紙3枚のうち2枚は回収したが、1枚はプールサイドの壁を越えて敷地外に飛ばされている。

 同校では7月15日から17日まで、全校体制で敷地内外の捜索を行ったが、発見に至っていない。

 紛失した記録用紙には、生徒110人の氏名、出席番号、性別、水泳に関する記録が記載されていた。

 同校では7月18日に学年集会を開催し、生徒に経緯の説明と謝罪を行っている。また、7月18日夕方には臨時保護者会を開催し、経緯の説明と謝罪を行っている。

 同校では今後、個人情報の管理に関する研修を実施するとともに、記録用紙等の管理状況を確認し、再発防止策を教職員に周知するとのこと。

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