GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は8月1日、5月6日から9日に開催された国際サイバー防衛演習「Locked Shields 2025」に初参加したと発表した。

 「Locked Shields」は、NATOサイバー防衛協力センター(NATO CCDCOE)が2010年以降実施している国際サイバー防衛演習で、国家規模のITシステムや重要インフラへのサイバー攻撃を想定し、各国の防衛チームが約3日間にわたりサイバー攻撃に対する防御力を競い合っている。


 2025年5月6日から9日に開催された「Locked Shields 2025」では、NATO加盟国を含む約40ヶ国から約4,000名のサイバー専門家が参加し、架空の国家を舞台に大規模かつ高度なサイバー攻撃シナリオから、政府機関システムや電力等の重要インフラシステムを防御する演習を実施している。

 オーストラリアとの合同チームを編成した日本は、防衛省・自衛隊をはじめ関連省庁や民間企業と協力して演習に参加しており、GMOサイバーセキュリティbyイエラエは合同チームの一員として、高度かつ実践的な知見を活用し、演習の防御活動にあたった。

 同演習に参加したGMOサイバーセキュリティ byイエラエ 執行役員 公共担当の奥野史一氏は「近年、官民連携の重要性がますます高まっていますが、その連携が実効的に機能するためには、Locked Shieldsのような大規模かつ実践的な演習が必要不可欠です。さらに、演習は一度きりではなく、繰り返し行うことで継続的に能力を高めていくことが求められます。」とコメントしている。

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