一般財団法人GovTech東京は8月7日、東京都デジタルサービス局との協働事業「東京デジタルアカデミー若手エンジニアコース」での個人情報漏えいについて発表した。

 これは同法人が同事業の運営を委託したデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社が、受講状況管理ツールの閲覧権限の設定を誤ったことが原因で、同ツール上で受講者の個人情報が閲覧できる状況になっていたというもの。


 デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーが7月7日に受講者の登録作業を行った際、権限設定について、本来「ゲスト」で設定すべきところ、「一般ユーザー」で設定したことが原因で、8月5日午後10時30分頃に受講者から連絡があり発覚した。

 発生期間は7月7日から8月6日午後7時45分頃までで、漏えいしたのは当該期間にツールに登録した561名分の受講者の氏名及びメールアドレス。

 同法人では個人情報が漏えいした561名に対し、連絡用ツールで経緯の説明と謝罪を行っている。

 同法人では今後、個人情報の取扱いに関する再点検の実施、業務遂行におけるダブルチェックの徹底、関係職員への教育指導を徹底し、再発防止を図るとのこと。

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