三浦工業株式会社は8月26日、8月15日に公表した同社ネットワークへの不正アクセスによるシステム障害について、続報を発表した。

 同社では8月14日に、同社ネットワークへの海外グループ会社を経由した第三者からの不正アクセスによるシステム障害で一部のサービスが提供できなくなり、外部の専門機関による調査と復旧作業を進めていた。


 外部の専門機関等による調査の結果、流出した可能性のある情報の最大件数は下記の通り。

・輸出管理に関する情報
顧客情報関連(会社名・住所・電話番号):4,577件
取引情報関連(契約先名・住所、最終需要者名・住所):161,383件

・製品の配送に関する情報
法人顧客関連(配送先会社名・住所・電話番号):20,112件
個人顧客関連(配送先氏名・住所・電話番号):5,537件

・三浦工業グループ会社(三浦工業株式会社、株式会社三浦マニファクチャリング、三浦アクアテック株式会社、三浦工機株式会社、三浦環境マネジメント株式会社、ミウラジョブパートナー株式会社、株式会社ミウラ・エス・エー)の社員に関する情報
社員名・社員番号・社用電話番号:件数は確認中

 同社では、顧客への提供を停止していた一部サービスを8月16日に復旧しており、一部を除き、社内業務用のネットワーク障害は8月21日に復旧している。

 同社では引き続き、社内業務用のネットワークを含む業務の完全復旧に向けて対応を進めるとのこと。

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