これは8月14日から16日にかけて、同社顧客向け「マイページ」に複数のIPアドレスから通常のアクセスを大幅に上回るログイン試行の断続的な発生を確認し、「リスト型攻撃」による不正ログインを検知したというもの。
不正ログインされたのは713件のアカウントで、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、サービス料金明細、電気・ガス使用量、その他アカウント登録情報が閲覧された可能性がある。なお、不正利用されたポイントは444件で合計3,061,864ポイント。
同社では、不正ログインの対象となった可能性のある顧客のパスワードをリセットし、個別に案内を行っている。また、ポイントを不正利用された顧客に対し、個別に連絡の上でポイントを補填する。
同社では8月16日に、攻撃元のIPアドレスからのアクセスを遮断しており、現在は沈静化している。
同社では再発防止策として、二要素認証(多要素認証)機能等の導入とログイン監視体制および不正アクセスの検知精度の向上を図るとのこと。