これは1月に、高齢者の見守りサービスである緊急通報システム事業にて、ある利用者の入院連絡を受けた委託事業者のオペレーターが、誤って別の利用者の入院情報として登録したというもの。
同市では、委託事業者が利用者の本人確認を氏名のみで行った事が原因と認識している。
同市と委託事業者は、誤って登録された利用者家族に対し、利用者の見守りが十分に行き届かなかったことについて謝罪を行っている。
同市では今後、不在情報等の登録に際し氏名の復唱及び複数の情報(氏名・住所・電話番号・生年月日等)による本人確認を徹底するとともに、入院または外出情報を登録した24時間後以降にセンサー通報を受信しているかを確認し、さらに、その後も実態把握のための安否確認電話を定期的に行うことを徹底していくなどを委託事業者と確認したとのこと。