独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月5日、RATOC RAID監視マネージャー(Windows用)における引用符で囲まれていないファイルパスの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の松本一真氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

RATOC RAID監視マネージャー(Windows用)Ver.2.00.09.250820より前のバージョン

 ラトックシステム株式会社が提供するRATOC RAID監視マネージャー(Windows用)には、引用符で囲まれていない検索パスの脆弱性(CVE-2025-58400)が存在し、システムドライブ直下への書き込み権限を有するユーザによって、SYSTEM権限で任意のコードを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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