中国のポータルサイト・百度に15日、「どうして世界の若者は日本に魅力を感じるのか」とする記事が掲載された。

 記事はまず一つ目の理由として、日本が世界屈指の清潔な国であることを挙げた。
路地や商店、観光地にはゴミが散乱しておらず、清潔が保たれているほか、公衆トイレも悪臭が立ち込めることがない上、トイレットペーパーも無料で提供されているとした。また、新幹線の列車の清掃員が7分間という短い時間の中で車内清掃を完ぺきにこなすことがしばしば話題になること、建設現場全体に囲いがなされて、騒音や粉じんが周囲に拡散しないよう配慮がなされることなどを紹介している。

 次に、交通の便利さとともに、コンビニエンスストアが文字通り「便利」である点に言及。日本のコンビニの多くは24時間営業で、食料品や基本的な日用品が売られているほかに、公共料金や税金などの支払いを行ったり、購入した商品の配達をしてくれたりと、様々なサービスを提供しているとし、日本での生活においてコンビニは欠かせない存在であるとともに、コンビニさえあれば生活が成り立ってしまうほどなのだと伝えた。

 さらに、サービス業の質が世界一流である点も、海外の人にとっては大きな魅力になっていると指摘。特に小売業は顧客のショッピング体験を非常に重んじており、充実したサプライチェーンの構築、ブランド作りや各業界とのコラボレーションなど、様々な取り組みが積極的に行われていると紹介した。

 記事はその上で、日本で仕事をすることにより視野が開けるだけではなく、快適なライフスタイルを享受することもできるのだと評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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