中国では「体を冷やすことは万病のもと」という考えが広く信じられていて、冷たいものを口にするのを嫌う人が多い。また、油を多用する中華料理は冷えると味が落ちるためか、中国ではこれまで「弁当」という文化が発達することはなかった。
近年は中国高速鉄道の車内などで弁当が販売されるようになったが、これまで弁当文化がほとんどなかっただけに、その弁当は「まずいうえに高い」と不評だ。そして、日本で売られている駅弁の質を知ってしまった中国人のなかには「もう中国高速鉄道の弁当は食べたくなくなった」という人もいるようだ。
中国メディアの快資訊は14日、「一説によれば、日本には5000種類を超える駅弁があるらしい」と伝えつつ、日本の駅弁のクオリティの高さは尋常ではなく、それを知ってしまうと「中国高速鉄道の弁当は食べられない」と論じる記事を掲載した。
記事は、日本には膨大な種類の駅弁が存在するだけでなく、毎年新しい商品が続々と登場していることを紹介。そして、買える駅が限定されているようなレアな駅弁も多々あることを伝え、駅弁を食べるためだけに鉄道で移動する人までいることを紹介、日本の駅弁は単なる弁当ではなく、鉄道で長距離を移動する旅客にとってなくてはならない物であり、その意味では精神的支柱と言える存在だ」と主張した。
続けて、松坂牛やフグや牛タンといった高級食材を使った駅弁が数多くあることを紹介したうえで、駅弁はもはや日本を旅行で訪れた際に「食べるべき美食の1つ」ですらあると強調。だが、そんな駅弁を知ってしまうと、「まずいうえに高い」と悪名高い中国高速鉄道の弁当は食べられなくなってしまうだろうと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)











