投資家心理が上向く流れ。
業種別では、消費関連の上げが目立つ。酒造の舎得酒業(600702/SH)がストップ(10.0%)高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が8.5%高、チーズ生産の上海妙可藍多食品科技(600882/SH)が4.9%高、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)と小売の王府井集団(600859/SH)がそろって4.4%高、家庭用品の喜臨門家具(603008/SH)が3.6%高、自動車の長城汽車(601633/SH)が2.7%高で引けた。
不動産株も高い。格力地産(600185/SH)が6.6%、金地集団(600383/SH)が5.5%、保利発展控股集団(600048/SH)が4.8%、新城控股集団(601155/SH)が3.4%ずつ上昇した。
ハイテク株も物色される。薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が8.6%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が6.2%高、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が5.7%高、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が5.6%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が3.0%高で取引を終えた。素材株、インフラ関連株、医薬株、保険・証券株なども買われている。
半面、石炭株はさえない。中国中煤能源(601898/SH)が3.3%、エン鉱能源(600188/SH)が2.4%、中国神華能源(601088/SH)が1.4%、陝西煤業(601225/SH)が1.0%ずつ下落した。公益株、銀行株、海運株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.54ポイント(1.58%)高の228.27ポイント、深センB株指数が20.49ポイント(1.93%)高の1079.56ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)