中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
銀行株が相場をけん引。成都銀行(601838/SH)が3.6%高、上海銀行(601229/SH)が2.9%高、中国銀行(601988/SH)が2.4%高、中国建設銀行(601939/SH)が2.2%高、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.9%高で引けた。
ハイテク株もしっかり。電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が3.9%、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.3%、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が2.7%、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の華勤技術(603296/SH)が2.4%ずつ上昇した。軍需産業株、通信株なども買われている。
半面、不動産株はさえない。中華企業(600675/SH)が3.0%、新城控股集団(601155/SH)が2.0%、信達地産(600657/SH)が1.8%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.4%、緑地HD(600606/SH)が1.2%ずつ下落した。医薬株、資源・素材株、自動車株、保険・証券株、消費関連株の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.65ポイント(1.03%)安の253.30ポイント、深センB株指数が1.20ポイント(0.10%)高の1164.22ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)