中国の金融政策が不安視される流れ。
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が3.4%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.4%安、電子機器メーカーの成都旭光電子(600353/SH)が2.3%安、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が2.2%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が1.5%安で引けた。
医薬株も安い。昭衍新薬(603127/SH)が6.0%、薬明康徳(603259/SH)が3.9%、浙江華海薬業(600521/SH)が3.2%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.9%、上海復星医薬集団(600196/SH)が1.8%ずつ下落した。
不動産株もさえない。
半面、銀行株はしっかり。中国工商銀行(601398/SH)が3.1%、中国建設銀行(601939/SH)が3.0%、中国農業銀行(601288/SH)が2.5%、中国銀行(601988/SH)が1.7%、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)と招商銀行(600036/SH)がそろって1.5%ずつ上昇した。公益株、エネルギー株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.47ポイント(0.56%)安の259.06ポイント、深センB株指数が7.82ポイント(0.58%)安の1339.96ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)