新規の買い材料に乏しい中で様子見ムードが継続する流れ。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が4.6%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が3.5%安、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が2.3%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が2.2%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が1.4%安で引けた。
証券株もさえない。
半面、銀行・保険株はしっかり。中国農業銀行(601288/SH)が3.5%高、中国銀行(601988/SH)が1.4%高、交通銀行(601328/SH)が0.8%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.0%高、中国平安保険(601318/SH)が1.4%高で取引を終えた。エネルギー株、運輸株、医薬株、食品飲料・酒造の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.70ポイント(0.27%)安の257.02ポイント、深センB株指数が1.87ポイント(0.14%)高の1321.60ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











