新規材料に乏しい中で利益確定売りが優勢となる流れ。
業種別では、半導体の下げが目立つ。パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.3%安、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が2.0%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が1.7%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が1.2%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が1.1%安で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、AIチップの中科寒武紀科技(カンブリコン・テクノロジーズ:688256/SH)が2.5%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.2%安と他の主要指数をアンダーパフォームした。
非鉄・レアアースや産金株もさえない。中国アルミ(601600/SH)が1.1%、江西銅業(600362/SH)が1.0%、中国北方稀土(600111/SH)が2.5%、中金黄金(600489/SH)が1.7%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.1%ずつ下落した。
半面、発電株の一角はしっかり。中ビン能源(600163/SH)が3.0%、華電国際電力(600027/SH)と永泰能源(600157/SH)がそろって1.2%申能(600642/SH)が0.9%ずつ上昇した。エネルギー株や銀行・保険株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.38ポイント(0.15%)安の251.96ポイント、深センB株指数が2.40ポイント(0.18%)安の1296.75ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











