米株高が投資家心理の支えとなる流れ。3日の米株市場は、米追加利下げの期待が続き、主要指標のNYダウは前日比0.9%高と続伸し、史上最高値を更新した11月12日以来の高い水準を付けた。民間雇用統計の弱い結果を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が来週(9~10日)の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定するとの見方が一段と高まっている。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利の低下も期待された。ただ、上値は限定的。中国の景気不安が依然としてくすぶっているほか、来週以降に中国で公表される11月の月次経済統計の内容を見極めたいとするスタンスも漂っている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、旅行サイト中国大手の携程集団(9961/HK)が3.3%高、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が2.9%高、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(2899/HK)が2.3%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体が高い。英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が4.4%、華虹半導体(1347/HK)が2.8%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が2.5%、晶門半導体(2878/HK)が2.3%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.7%ずつ上昇する。そのほか、クラウドやAI技術の関連銘柄も買われた。
自動運転やライダー(LiDAR)などスマートドライブ関連も物色される。地平線(9660/HK)が4.4%高、知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が3.3%高、禾賽科技(2525/HK)が6.5%高、速騰聚創科技(2498/HK)が2.1%高で引けた。
半面、産金セクターはさえない。山東黄金鉱業(1787/HK)が2.1%、招金鉱業(1818/HK)が1.9%、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が1.3%、紫金黄金国際(2259/HK)が1.0%ずつ下落した。
本土マーケットは3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.04%高の3879.52ポイントで前場の取引を終了した。資源・素材が高い。医薬、軍需産業、自動車、半導体なども買われた。半面、消費関連は安い。公益、銀行も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











