手仕舞い売りが優勢となる流れ。年末を前に買いが手控えられた。香港市場は大みそかのきょう31日が半日立ち会い(本土市場は通常取引)で、年始は香港が1月1日に休場、本土が1~2日に休場となる。またハンセン指数は前日、年初からの上昇率が28%を超えたとあって、利益確定売りも出やすい状況だった。一方、寄り付き直後に国家統計局が公表した12月の製造業PMIは50.1と市場予想(49.2)を上回り、景況判断の境目となる50を9カ月ぶりに回復した。ただ、相場に対する影響は限定されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、創薬ベンチャーの信達生物製薬(1801/HK)が3.7%安、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が3.2%安、旅行サイト中国大手の携程集団(トリップドットコム:9961/HK)が3.0%安と下げが目立った。
セクター別では、医薬が安い。信達生物製薬のほか、三生製薬(1530/HK)が2.6%、百済神州(6160/HK)が1.8%、翰森製薬集団(3692/HK)が1.7%、中国生物製薬(1177/HK)が1.6%ずつ下落した。
太陽光発電の関連銘柄もさえない。
半面、空運がセクターはしっかり。中国東方航空(670/HK)が4.9%、中国南方航空(1055/HK)が4.3%、中国国際航空(753/HK)が3.4%ずつ上昇した。人民元高が追い風。空運各社は航空機や燃油などを主にドル建てで購入しているため、実質コストが下がると期待された。対米ドルのオフショア人民元は上昇基調が進み、2023年以来の水準で推移している。
本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.07%安の3962.24ポイントで前場の取引を終了した。ハイテクが安い。消費関連、自動車、医薬、公益なども売られた。半面、不動産は高い。軍需産業、銀行・証券、エネルギーや資源素材の一角も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











