米株高が好感される。5日の米株市場では、ベネズエラ情勢が混迷化するとの懸念がやや薄らぎ、主要指標のNYダウが約2週ぶりに史上最高値を更新した。香港にも買いが波及している。中国経済対策の期待感も持続。当局が財政政策を強化しているほか、預金準備率や政策金利が1月にも引き下げられるとの観測が市場に広がっている。また、証券各社が2026年の中国・香港株に強気な見通しを示していることもプラス材料だ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、アルミ加工の中国宏橋集団(1378/HK)が6.1%高、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が5.4%高、保険事業で中国2位の中国平安保険(2318/HK)が5.0%高と上げが目立った。
セクター別では、非鉄・産金が高い。中国宏橋のほか、江西銅業(358/HK)が5.5%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.0%、招金鉱業(1818/HK)が7.3%、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.5%ずつ上昇する。非鉄や金の先物価格上昇が追い風となった。
中国の証券・保険・証券セクターも物色される。
自動運転やライダー(LiDAR)のスマートドライブ、新興EV(電気自動車)も急伸。深セン佑駕創新科技(2431/HK)が11.2%高、小馬智行(ポニーAI:2026/HK)が6.9%高、禾賽科技(2525/HK)が5.9%高、速騰聚創科技(2498/HK)が4.2%高、浙江零ホウ科技(9863/HK)が5.5%高、小鵬汽車(9868/HK)が4.1%高と値を上げた。
中国の不動産セクターもしっかり。中国金茂HD(817/HK)が5.3%高、龍湖集団HD(960/HK)が4.5%高、世茂集団HD(813/HK)が3.0%高、中国海外発展(688/HK)が2.8%高で取引を終えた。
本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.50%高の4083.67ポイントで取引を終了した。非鉄や金、石油など資源株が相場主導。保険・証券、不動産、インフラ関連、消費関連、自動車、医薬、運輸、半導体なども買われた。半面、銀行の一角は売られている。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











