前週の好地合いを継ぐ流れ。中国政府が打ち出した財政政策や、資金流入の期待などが引き続き相場を支えている。先週の米株が史上最高値を更新したことで、中国株マーケットでも上値余地が広がると楽観された。来週にかけて公表される12月の月次経済統計を見極めたいとして、朝方は上値の重い場面がみられたものの、指数は徐々に上げ幅を拡大している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)や光ファイバー・ケーブル製造の烽火通信科技(600498/SH)、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が6.9%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が6.1%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、国産汎用プロセッサーで知られる龍芯中科技術(ルーンソン・テクノロジー:688047/SH)が16.1%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は2.4%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
メディア関連株も急伸。人民網(603000/SH)や浙文互聯集団(600986/SH)、新国脈(600640/SH)、天下秀(600556/SH)、浙江数字文化集団(600633/SH)、東方明珠新媒体(600637/SH)、中国衛通(601698/SH)などが10.0%(ストップ)高した。
軍需産業株も物色される。衛星開発・運用の中国衛星(600118/CH)と衛生・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、航空宇宙・防衛電子製品の中航航空電子系統(600372/SH)が6.5%高で取引を終えた。
半面、石油・石炭株はさえない。中国石油化工(600028/SH)が3.1%、中国中煤能源(601898/SH)が2.0%、中石化石油工程技術服務(600871/SH)が1.7%、中国神華能源(601088/SH)が1.4%、中国海洋石油(600938/SH)が0.5%ずつ下落した。保険株や医薬株の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)高の258.43ポイント、深センB株指数が1.89ポイント(0.15%)高の1281.78ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











