23日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比13.58ポイント(0.33%)高の4136.16ポイントと3日続伸した。
 前日までの好地合いを継ぐ流れ。
中国経済の先行き不透明感がくすぶる中、政府は景気対策を強めていることが支えだ。また、デンマーク領グリーンランドの支配権を巡っての地政学リスクが後退し、昨夜の欧米市場で主要株価指数が軒並み上昇したことも買い安心感につながっている。ほか、対米ドルの人民元高が進行していることもプラス材料だ。23日の人民元基準値は1米ドル=6.9929人民元となり、2023年5月以来の元高水準に達した。ただ、上値は限定。中国の金融政策や経済動向を見極めたいとするムードも根強い。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、非鉄金属株が高い。河南豫光金鉛(600531/SH)がストップ高で引けたほか、株洲冶錬集団(600961/SH)が8.4%、雲南馳宏(600497/SH)が7.9%、西蔵珠峰資源(600338/SH)が7.8%、雲南省貴金属新材料(600459/SH)が7.2%ずつ上昇した。
 軍需産業株も物色される。中国東方紅衛星(600118/SH)と航天時代電子技術(600879/SH)がそろってストップ高。陝西航天動力高科技(600343/SH)も9.2%高で引けた。ほか印刷包装株、プラスチック株も買われた。

 半面、保険セクターはさえない。中国太平洋保険集団(601601/SH)が2.6%安、 中国人寿保険(601628/SH)が2.5%安、中国平安保険(601318/SH)が1.4%安で引けた。家電株、船舶製造株、公益株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.84ポイント(0.70%)高の264.34ポイント、深センB株指数が6.28ポイント(0.50%)高の1252.34ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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