28日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比11.33ポイント(0.27%)高の4151.24ポイントと続伸した。
前日の好地合いを継ぐ流れ。
中国景気の持ち直しが期待されている。国家統計局は27日、12月の工業企業利益が前年同月比で5.3%拡大し、2カ月ぶりにプラス成長したと報告した。11月の13.1%減から大幅に改善している。また、31日公表される1月の景況感指数に関しては、製造業PMIが前月と同じ50.1、非製造業PMIが前月の50.2から50.3に上向く見通し。いずれも景況判断の境目となる50を上回ることとなる。また、トランプ米大統領が「米ドル安」を容認したとの見方を背景に、人民元高の先高観が強まっていることも好材料だ。そのほか、商品市況高も追い風。28日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では主要な非鉄金属の先物が上昇しているほか、金先物価格が連日で史上最高値を更新している。27日のNY市場では資源株に買いが先行し、WTI原油先物が2.9%高と急反発している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、産金・非鉄の上げが目立つ。中金黄金(600489/SH)が10.0%(ストップ)高、山東黄金(600547/SH)が10.0%高、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.2%高、中国アルミ(601600/SH)が10.0%(ストップ)高、洛陽モリブデン(603993/SH)が9.8%高、江西銅業(600362/SH)が5.8%高で引けた。
石油・石炭株も高い。
中国海洋石油(600938/SH)が7.0%、中国石油天然気(601857/SH)が3.2%、中国中煤能源(601898/SH)が2.8%、陝西煤業(601225/SH)が2.5%ずつ上昇した。半導体株、不動産株、通信株なども買われている。
半面、医薬株はさえない。東魯抗医薬(600789/SH)が4.7%、
北京福元医薬(601089/SH)が3.0%、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.6%、甘李薬業(603087/SH)が2.3%ずつ下落した。軍需・宇宙産業株、自動車株、食品飲料株、公益株、金融株、空運株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.83ポイント(1.07%)高の266.07ポイント、
深センB株指数が9.01ポイント(0.72%)高の1252.43ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)