5日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比26.29ポイント(0.64%)安の4075.92ポイントと3日ぶりに反落した。
商品市況安が逆風となる流れ。
5日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、主要な非鉄金属の先物が急反落している。また、金相場は足もとで乱高下。強い上昇トレンドは一旦終了したとの見方がある。そのほか、米ハイテク株安も重しとなった。本土ハイテク株にも売りが波及している。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。本土市場の活性化期待などが支えだ。上海証券取引所が発表した最新データによると、1月の上海A株口座開設数は前月比で89%も増加している。また、今年の春節連休は9日間と例年より長期化することを踏まえ、消費活動が活発化するとの期待が高まった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、非鉄・レアアースや産金の下げが目立つ。洛陽モリブデン(603993/SH)が6.3%安、中国アルミ(601600/SH)が6.0%安、中国北方稀土(600111/SH)が5.4%安、中金黄金(600489/SH)が5.2%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.4%安で引けた。
ハイテク株も安い。
光ファイバーケーブルの飛光繊光纜(601869/SH)が6.8%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が3.6%、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が2.6%、フラッシュメモリー中国大手の
北京兆易創新科技(603986/SH)が1.6%ずつ下落した。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:688981/SH)が2.6%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」が1.4%安と他の指数をアンダーパフォームしている。そのほか、太陽光発電関連株、インフラ関連株、エネルギー株、自動車株、公益株なども売られた。
半面、消費関連の銘柄は物色される。化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が5.6%高、スーパーの永輝超市(601933/SH)と食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)がそろって4.6%高、衣料品の海瀾之家(600398/SH)が4.3%高、機能性飲料の東鵬飲料(605499/SH)が2.2%高、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が2.0%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.1%高で取引を終えた。銀行・証券株、医薬株、空運株、不動産株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.98ポイント(0.37%)安の263.67ポイント、
深センB株指数が5.04ポイント(0.41%)高の1244.36ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)