週明け9日前場の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比385.40ポイント(1.45%)高の26945.35ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が111.60ポイント(1.24%)高の9142.98ポイントと反発した。売買代金は1362億5600万香港ドルとなっている(6日前場は1394億6250万香港ドル)。

 米株高が好感される流れ。先週末の米株市場では、米景気指標の改善で主要株価指数のNYダウが2.5%高と急反発し、4週ぶりに史上最高値を更新している。ほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5.7%高と4日ぶりに急反発した。香港にも株高が波及している。また、商品市況の持ち直しや、人民元相場の高値安定も買い安心感を誘った。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、創薬ベンチャーの信達生物製薬(1801/HK)が5.9%高、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が5.8%高、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(2628/HK)が4.5%高と上げが目立った。
 セクター別では、中国の保険・証券が高い。中国人寿のほか、中国平安保険(2318/HK)が4.1%、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.6%、交銀国際HD(3329/HK)が3.9%、広発証券(1776/HK)が3.1%ずつ上昇した。
 半導体セクターも急伸。兆易創新科技集団(3986/HK)が10.8%高、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が7.8%高、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が6.7%高、華虹半導体(1347/HK)が5.1%高で前場取引を終えた。クラウドや人工知能(AI)技術、ロボットなどの銘柄群も買われている。
 産金・非鉄セクターもしっかり。
紫金鉱業集団(2899/HK)が4.2%高、招金鉱業(1818/HK)が3.7%高、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が2.6%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)と五鉱資源(1208/HK)がそろって2.1%高で引けた。中国最大手の紫金鉱業については、通期決算の59~62%増益見通しも材料視されている。
 本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.17%高の4113.28ポイントで前場の取引を終了した。ハイテクが高い。資源・素材、不動産、インフラ関連、金融、医薬なども買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
編集部おすすめ