中東情勢を巡る不透明感が重し。
ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直しが意識されている。取引時間中に公表された1~2月の中国経済統計では、小売売上高が前年同期比2.8%増と予想(2.5%増)を上回った。2月は春節(旧正月)の影響で公表はなかったため、昨年12月(0.9%増)との比較で伸びが拡大している。ほか、鉱工業生産も予想を上回り、固定資産投資が予想外に増加した。上海総合指数は前場、一時1.2%安と下げていたが、引けにかけてやや戻している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、産金・非鉄の下げが目立つ。山東黄金(600547/SH)が5.2%安、中金黄金(600489/SH)が4.6%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.9%安、中国アルミ(601600/SH)が3.8%安、江西銅業(600362/SH)が2.9%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.0%安で引けた。
発電株も安い。大唐国際発電(601991/SH)が8.7%、中節能風力発電(601016/SH)が6.3%、上海電力(600021/SH)が3.9%、華能国際電力(600011/SH)が2.7%ずつ下落した。インフラ関連株、空運株、自動車株、エネルギー株、保険・証券株なども売られている。
半面、消費関連の銘柄はしっかり。機能性飲料の東鵬飲料(605499/SH)が5.2%、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が3.7%、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が3.3%、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.6%、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.9%、雑貨卸売の浙江中国小商品城集団(600415/SH)が1.7%ずつ上昇した。医薬株、自動車株、不動産株、半導体株、海運株、銀行株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.83ポイント(0.69%)安の264.48ポイント、深センB株指数が2.45ポイント(0.20%)高の1237.01ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











