前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中東情勢の混迷化が懸念されている。米国・イスラエルとイランの戦争に収束の兆しはなく、依然としてエネルギー供給の不透明感がくすぶっている。イランの攻撃でカタールの天然ガス(LNG)輸出能力17%ほどが損傷し、回復には3~5年はかかると伝わった。トランプ米大統領はそのことに関し、イランが攻撃を継続した場合、イラン最大級のガス田を大規模に爆発すると警告している。指数は昨年末以来の安値を付けているとあって、プラス圏に浮上する場面がみられたものの、買いの勢いは続かず、引けにかけて下げ幅を拡大させた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、石油関連の下げが目立つ。洲際油気(600759/SH)が6.8%安、中石化石油工程技術服務(600871/SH)が6.6%安、中海油田服務(601808/SH)が3.3%安、中国石油化工(600028/SH)が3.2%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.9%安で引けた。ほか、原油タンカーの招商局能源運輸(601872/SH)が5.0%安と値を下げている。
宇宙・軍需産業株も安い。弾薬・ロケットの長城軍工(601606/SH)が5.1%、航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)が3.9%、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が3.4%航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が3.3%、航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が2.9%、衛星開発・運用の中国衛星(600118/SH)が2.7%、軍用電子機器の中国海防(600764/SH)が2.5%、航空宇宙製品の江西洪都航空工業(600316/SH)が2.3%ずつ下落した。
医薬株もさえない。
半面、天然ガス供給や発電など公益株はしっかり。深セン市燃気集団(601139/SH)が4.2%、楽山電力(600644/SH)が2.8%、新奥天然気(600803/SH)が2.7%、北京京能電力(600578/SH)が1.7%、華能国際電力(600011/SH)が0.8%ずつ上昇した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.66ポイント(1.39%)安の259.96ポイント、深センB株指数が6.45ポイント(0.53%)安の1217.03ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











