重慶出身のチェン・クンはインド人の父と中国人の母を持つハーフだが、幼い頃に両親は離婚。学費を作るために、夜はクラブで歌うなどアルバイトを続け苦労していたという。
「北京電影学院に通っていましたが、アルバイトで忙しくて同級生と交流する時間はあまり持てませんでした。子供の頃の僕は容姿にコンプレックスを持っていて、自分はなんてみにくいんだろうと悲しんでばかりいました。そして離婚して出て行った父のことを、無責任な男だとずっと恨んでいました。どこかで怪我をしたらいい、なんてひどいことを考えていたりもしました。恵まれた家庭に生まれたかった、とずっと思っていたんです。でも僻んでばかりいても仕方ないと心を入れ替えて、前向きに生きていこうと反省しました。それからは運が良くなってきたと感じています」と語ったチェン・クン。
今や中国を代表する俳優として大活躍のチェン・クンだが、過去の苦労と複雑な家庭環境をバネに頑張り続けた姿勢が成功を導いたと言えるだろう。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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