8日の北京オリンピック開幕を前に北京市で25歳から37歳までの女性警察官11人による白バイ隊が結成された。重さ300キロの大型車を自在に操るため2カ月に及ぶ特訓を受けたという。
4日付で南京晨報が伝えた。

 白バイ隊が搭乗するのは1300ccのオートバイ。日本製で重量は300キロあるという。同紙は「みな長身で容姿端麗」と伝えた。

 北京市で交通関係を専門にする女性警察官約460人の中から11人が選抜された。いずれも大型車の運転免許は持っているが実際に路上を走行した経験があるのはわずか1人だった。

 このため北京人民警察学院で2カ月間特訓を受けた。このうち1人は教習車を見てこれまでに乗ってきたオートバイが余りに小さくて、おもちゃのように感じられたという。また教習では車体の重みに耐えかねて倒れてしまうミスもみられた。更に急ブレーキをかけた際に、前のめりになって風よけガラスに顔面を強打したこともあった。

 しかし2カ月の教習を経て大型車の運転をマスター。3日には北京市内の国家体育場(愛称・鳥の巣)付近で走行練習を行う様子(写真)が公開された。
(編集担当:麻田雄二)

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