【中華芸能】香港エンタメ映画週、ジャッキー・チェン「幻の作品」も (2008年10月3日)

【中華芸能】香港エンタメ映画週、ジャッキー・チェン「幻の作品」も

2008年10月03日(金)21:15

　2008年香港エンタテインメントシネマ・ウイークが18日、東京都渋谷区のシアターNで始まる。1985年に公開されたが最近はフィルムの所在がはっきりしなかった、ジャッキー・チェン主演の『ファースト・ミッション（原題：龍的心）』も上映される。

同ウイークは24日まで。主催・企画はフリーマン・オフィス。

関連写真：そのほかのジャッキー・チェンの写真

　『ファースト・ミッション』は日本でビデオやLDでは発売されたことがあるがDVDはなく劇場での上映も長い間なかったため、ファンにとって「幻の作品」だった。このほど、フィルム1本が日本で保管されていたことが分かり、状態も良好だったので同ウイークでの上映を決めた。

　同作品の監督はサモ・ハン・キンポー。サモ・ハンはジャッキーの兄の役として出演もしている。また武術指導（アクション監督）はユン・ピョウだ。

　なお、同作品DVDは11月27日に松竹から発売されることが決定。フリーマン・オフィスは「逆に、劇場での公開は今回がラストチャンスになる。ファンの皆様には是非、スクリーンで展開される迫力の映像を記憶に残していただきたい」と説明した。

　同ウイークでは、2月26日に93歳でなくなったジャッキー・チェンの父、房道龍氏の波乱の人生を描いた『失われた龍の系譜～トレース・オブ・ア・ドラゴン』を同氏追悼のため上演。その他、『拳神　KENSHIN（原題：拳神）』（日本最終上映）、『剣客之恋（原題：老鼠愛上猫）』、『上海グランド（原題：新上海灘）』、『ミラクルマスクマン　恋の大変身（百変星君）』、『トランサー霊幻警察（原題：2002異霊霊異）』を日替わりで上映。

　2008年香港エンタテインメントシネマ・ウイークと同一会場・同一日程で、「香港カルトシネマ・フェスティバル」も開催される。（編集担当：如月隼人）

・写真提供：（C）1985松竹／O．C．S　All　Rights　Reserved

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