監督の王穎(ウェイン・ワン)は、「ヒロインがツィイーから李氷氷(リー・ビンビン)に代わったのは、スケジュール上の問題。撮影に追われているツィイーには、本作に出演する時間がなかった」と説明。最近、寄付金詐称などでたたかれているツィイーだが、「その影響はない」と強調した。
またダブルヒロインとされる、ビンビンと韓国の人気女優チョン・ジヒョンのレズビアンシーンや全裸シーンがあると報道されたが、ワン監督は「作品中レズビアンの要素や、それを連想させるシーンはない」と否定。「クランクアップは今年4月末を予定している」と発表した。
本作はアメリカ華僑の女性作家・リサ・シーの小説の映画化となり、清朝末期を舞台に扇子に書いた手紙で連絡を取り合う、雪花と白蓮という2人の女性の絆を描いた内容。ビンビンとジヒョンの共演の他、ハリウッドで活躍するヒュー・ジャックマンの出演も話題で、“中国語をしゃべるジャックマンの姿”も注目を集めている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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